このページには, パルテノン研究会 が主催する 「ASIC デザインコンテスト」 の規定課題「PCIバスインターフェース」に取り組む上で, 必要となる資料を揃えてあります. PCI自体に関する公式な情報は, PCISIG Home Page (http://www.pcisig.com/) に集約されています.
この課題では,独自定義の簡単なデータ転送プロトコルと, PCIプロトコルとを相互変換する, いわゆる PCIバス・アダプタ回路を設計するものです. 回路の仕様は, 課題仕様書にあります.
また,課題回路の機能設計段階のデバッグを支援するために, シミュレーション環境一式 を用意しました. これは,内部キャッシュ付き DLXプロセッサと外部メモリを, それぞれ課題の回路を経由して PCIバスに接続した計算機システムで, DLXプログラムが正しく動くかどうかを, SECONDS でシミュレーションできるようにしたものです. 使い方は シミュレーション環境マニュアル を見て下さい.
なお,この環境一式の中には, 例題として 10の階乗を求める DLXプログラムが含まれていますが,その他ユーザが独自に記述した DLXプログラムの実行をシミュレーションすることもできます. その場合, 環境一式に含まれる DLX Assembler (dasm) を使って, DLXプログラムを SECONDSスクリプトに変換する必要があります. dasm の使い方や, DLXプログラムの書き方については, DLXアセンブラマニュアルを参考にして下さい.
課題仕様書 1999/12/16; Revision 1.6.1 PS シミュレーション環境一式 1998/12/18; Revision 1.4 tar シミュレーション環境マニュアル 1998/12/18; Revision 1.4 PS DLX アセンブラ(*1) SunOS 4.1.4 dasm.sparc-sun-sunos4.1.4 Solaris 2.6 dasm.sparc-sun-solaris2.6 FreeBSD 2.2.8R dasm.i386--freebsd2.2.8 FreeBSD 3.3R dasm.i386--freebsd3.3 Debian GNU/Linux 2.1 dasm.i386--debian2.1 TurboLinux 4.0jp dasm.i386--turbolinux4.0jp DLX アセンブラマニュアル 1998/12/18; Revision 1.3 PS