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stm ファイルは処理対象となるデータの標準アドレス空間での配置を 指定するファイルです. stm ファイルの例を sort.stm ファイルに示します. 一目瞭然だとは思いますが, stm ファイルは次の規則で記述します.
dtm ファイルは観測したい標準アドレス空間内のメモリアドレスを 指定するファイルです. dtm ファイルの例を sort.dtm ファイルに示します. 一目瞭然だとは思いますが, dtm ファイルは次の規則で記述します.
install_module.sec ファイルにはシミュレーションイメージの構築 のための SECONDS のスクリプトを記述します. 典型的には, sflread コマンドと install もしくは autoinstall コマンドを 記述します. PICO での サンプルの install_module.sec ファイル も参照してください.
install_module.sec は sim_gcd.sec, sim_prime.sec, sim_sort.sec それぞれのファイルから共通に呼び出されます.
user_init_gcd.sec, user_init_prime.sec, user_init_sort.sec ( 以下 user_init ファイルと総称します. ) には命令のメモリへのセットおよび CPU の動作開始の 契機となる信号のセットを行う SECONDS のスクリプトを記述します. gcd は最大公約数の処理時のものを, prime には素数を求める処理時のものを, sort はソート処理時のものをそれぞれ記述します. サンプルの user_init_gcd.sec ファイル をみて頂くと分かると思いますが, 規定されているメモリの性格上, 命令をメモリにセットするスクリプトは人間が手で書くのは大変で, なんらかの変換プログラムを用意するのが 現実的です ( 実際, このサンプルファイルも自動生成したものです. ). もちろん必須ではありませんので, 手で書いてもらっても構いません.
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