sflread コマンド
(A) 機能
SFL ソースを読み込み、SFL のモジュールクラス内部表現に変換します。
(B) 形式
sflread <sflsource> [-exp]
(C) パラメータ
<sflsource>
SFL ソースファイル名を指定します。
(D) 注意事項
SFL モジュールクラス内部表現を直接シミュレーションすることはできま
せん。
シミュレーション可能とするためには、 install コマンドでシミュレーシ
ョンイメージを作成する必要があります。
SFL ソースファイルに間違いがある時は、本コマンド実行中に
Error detected ! Shall I open the edit pad ? Type <CR> if ready.
のメッセージが出力されますので、 < CR > を入力してください。 そう
するとエディタが起動され、 カーソルがエラ−位置の直後に移動し、エ
ラ−箇所を知らせます。エラーを修正したら、エディタを ^Y または
< SAVE > ( Apollo のディスプレーマネージャのエディタ終了コマンド)
によって終了させてから、 r. と入力してください。 r. は sflread コ
マンドのサブコマンドで、 retry を表わします。この時点で入力可能な
サブコマンドは
r.: retry (再試行)
a.: abort (中断)
h.: help
の 3 つだけです。 a.を入力すると、 sflread コマンドはその時点で終
了します。
SFL ソースファイルに間違いが無い時は、メッセージは出力されません。
なお sflread コマンドは時間を要するので、sflread コマンド終了後、
sflsave コマンドにより SFL モジュールクラス内部表現をセーブしてお
くと便利です。
また sflread コマンドのサブコマンドを入力中に
prolog: syntax error at LINE=2, COLUMN=0
の様なメッセージが出力された時は、.< CR > を何度か入力し、 : が入力
プロンプトとして出力されてから、サブコマンドを入力してください。
(E) sflread <sflsource> -exp
の形式で sflread コマンドを起動すると、本来、機能回路の中だけで使用
が許されている、メモリや演算子を全ての位置で使用できる様になります。
(F) 関連事項
sflloadコマンド
sflsaveコマンド
lmcコマンド
installコマンド