単位動作には表3.3 に示すように,5種に分類される 11 のタイプがあります.
レジスタ,メモリへの書き込みや端子への値の出力では,両辺のビット幅は等しくなければなりません.
状態遷移,セグメント呼び出しは,ステージの状態あるいはセグメントの状態でのみ使えます.また遷移先状態名および戻り状態名は,ステージの状態で記述するのであれば,そのステージの状態名,セグメントの状態で記述するのであれば,そのセグメントの状態名でなければなりません.遷移先セグメント名は,そのステージのセグメント名でなければなりません.
戻り状態を指定しないセグメント呼び出し,セグメントからの復帰は,セグメントの状態でのみ使えます.
ジョブの生成は,制御端子とステージで,ジョブの転送,終了はステージでのみ使えます.これは,制御端子には引き渡すべきジョブが存在しないからです.
制御端子の起動の形式は,引き数の数が 0 の場合でも,
chk ();
のようになり,() は省略できません.
<表3.3> 単位動作の種類